外構工事は建物と同時に頼むのが良い理由とは?
マイホーム作りは、建物の間取り・内装・外装を考えるだけではありません。
玄関先や駐車場、お庭などのいわゆる「外構」も含めて設計していくことになります。
では、その外構工事は、一体どこに依頼すると良いのでしょうか?
ハウスメーカー?それとも専門業者?
迷うところではありますが、今回はおすすめの依頼先についてご紹介していきたいと
思います。
外構工事ってどのような工事?
外構工事とは、敷地内における建物周辺の工事のことです。
お庭や玄関ポーチ(玄関先の壁から庇(ひさし)が出ている下の部分)、
駐車場などがよくある外構工事の内容となります。
例えば、家の周辺に砂利を敷くだけで完成!とする方もいますが、
やはり外から一番目につくのが建物周辺です。
できれば、キレイに整えていた方が気持ちよく暮らせると思いませんか?
そのため、外構工事は必須の工事となります。
しかし、外構工事が終わっていなくても、建物さえ完成していれば、
暮らしにはそこまで問題ありません。
そのため、外構工事を後回しにする考え方もあり、
外構工事をどこに依頼したらいいのかを考えることになります。
外構工事の依頼先はどこにする?ハウスメーカー?専門業者?
外構工事の依頼先として考えられるのは、次の2通りが考えられます。
①建物の工事を依頼したハウスメーカーや工務店に依頼する方法
外構工事を住宅の建設を依頼したハウスメーカーや工務店に同時に依頼する方法です。
②建物の工事を依頼する会社とは別の専門業者に依頼する方法
こちらの方法は、建物の工事とは、別の専門業者などへ依頼する方法です。
エクステリア会社などの専門業者があります。
外構工事を建物と同時に頼むのがおすすめ!その理由とは?
外構へのこだわりは、人それぞれなので、
必ずしも行わなければならないというわけではありません。
砂利を敷くだけの簡単な工事で済ませる方もいますし、
中には自分で作業される方もいます。
しかし、手続きの面や費用の面から外構工事を迷っているのであれば、
建物の工事を依頼したハウスメーカーや工務店に「建物と同時に頼む」方法を
おすすめします。
同時に頼んでしまった方が手間がかからない
外構工事も、建物の工事を依頼したハウスメーカーや工務店に、
同時に頼んでしまった方が手間はかかりません。
というのも、もしハウスメーカーと別の専門業者などへ依頼するとなれば、
見積もりに始まり、工事請負契約の締結、そして実際に工事をするところまで、
マイホームの引渡し後に行うことになります。
また、工事費用の支払いも、マイホームの工事代金とは別になり、
手続きが煩雑になってしまうこともあります。
そのため、外構工事も同時に頼んでしまった方が手間はかからないのです。
建物の住宅ローンに組み込んでもらえる場合がある
外構工事を同時に依頼した方が良い理由に、
外構工事費用を住宅ローンに組み込んで支払えることもあります。
特に、マイホームの購入は建物の代金だけではありません。
登記費用や火災保険料、カーテンや家具・家電といった諸費用も必要となります。
もちろん頭金から外構費用を捻出しても良いでしょう。
ただし、ローンの利用を考えているならば、住宅ローンで借りた方がお得です。
というのも建物と別の会社の場合、外構費用もローンの利用を考えているのであれば、諸費用ローン(他にはエクステリアローンやフリーローンなど金融機関によって
異なり、金利が高くなる可能性があります)を利用しなければならないからです。
こういった理由から、外構費用のローン利用を考えている方は、
建物と同時に外構工事まで依頼した方がいいでしょう。
今回は、外構工事の依頼先はどこが良いか?という点について解説しました。
建物と一緒にハウスメーカーに頼んでしまうと良いのか、
それとも別に専門業者に依頼する方が良いのか、個人の考え方によって変わります。
ですが、建物と同時に依頼した方が、住宅ローンに組み込んで払えてしまうなどの
メリットがあるので、こういった点もぜひ押さえておきましょう。