何色の床で暮らしますか?~お部屋の印象がガラリと変わります~
お部屋の中で大きな面積を占める床の色は
空間の印象が決まるベースカラーとなる大事な色。
床の色でガラリとイメージが変わります。
そこで今回は、お気に入りの空間にするためには
どんなことに気をつけてフローリングの色を決めればいいのか、
そのポイントについてご紹介します。
白系のフローリング
光を反射して、部屋を明るく広く見せてくれる白系のフローリング。
白っぽい埃が目立ちにくいというメリットもあります。
〇インテリアコーディネート
白いフローリングを採用する場合は、建具や壁も白にしてホワイトベースでまとめることが多いでしょう。
ただ、白はどんな色にも合うので建具や壁の色で個性を出してもOKです。
たとえば白い床に白い家具や黒い家具を合わせると、下の写真のようにモダンな印象の部屋になります。
白い床にブラウン系や木目調などナチュラルな色の家具を合わせると、お部屋の雰囲気もナチュラルな感じになります。
〇デメリットは
白い床のデメリットとしては、傷や汚れが目立ちやすい点が挙げられます。落ちている髪の毛や、椅子の跡など黒い汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
ナチュラル系のフローリング
ベージュのような明るいカラーからブラウンまで、幅広いナチュラルカラーのフローリングは、最もポピュラーといえる床の色かもしれません。
自然な温かみのある落ち着いた空間になり、埃や汚れが目立ちにくいのもうれしいポイントです。
〇インテリアコーディネート
様々な色の家具とコーディネートしやすいのがナチュラルカラーの床です。
同系色の家具を置いて床と調和させたり、濃い色の家具を置いてコントラストを出したりしてもきれいに収まります。
下の写真のように明るめのナチュラル系の床に明るい色の家具を置いたり、濃いめのナチュラル系の床にアクセントカラーになる家具を置いたりすると、北欧系の雰囲気づくりができます。
〇デメリットは
フローリングのグレードが部屋の見栄えに影響しやすい点がナチュラル系のフローリングのデメリットといえます。
せっかくナチュラル系の色のフローリングにするなら、無垢材や本物の木の質感に近づけたフローリングを使って、心地よい空間にしたいですね。
ダークブラウン系のフローリング
ダークブラウンやブラックなど、濃い色のフローリングは、高級感や落ち着いた雰囲気を出すのにぴったりです。
〇インテリアコーディネート
落ち着いた重厚感のあるインテリアを配置したい場合には、ダークブラウンやブラックのフローリングが合います。
下の写真のようなアジアのリゾート風や、和モダン、古民家風の空間づくりにもぴったりです。
〇デメリットは
黒っぽい床だと、どうしても白っぽい埃が目立ってしまうのがデメリット。こまめに掃除する必要があります。
また、空間が引き締まって見え、どちらかというと狭く見えてしまうことが挙げられます。
いかがでしたか?
床の色で印象が変わるのは事実ですが、一方で、ラグや家具の色によって調和のとれた素敵な空間にすることでもできます。
お気に入りの部屋づくりのために、いろいろな事例を参考にフローリングの色を決めてくださいね!