壁かけテレビがおしゃれです~省スペースですっきり~
最近目にすることが増えてきた壁かけテレビ。
テレビが軽量薄型化されて以来、少しずつ普及が進んでいます。
テレビ台を置くよりもすっきりおしゃれ。
省スペースでお掃除もラク、などメリットがたくさんです。
壁かけテレビとは
お部屋の壁にかけるテレビを壁かけテレビといいます。
日本では2011年からのテレビの地デジ化により、液晶などの薄型・大型画面のテレビが主流となり壁かけテレビにも注目が集まっています。
現在販売されているテレビのほとんどは壁かけにすることが可能なので、お家でご覧になっているテレビも専用の金具を使って壁かけにすることができるかもしれません。
ただ、壁に穴をあける必要があったりするので、できれば新築やリフォーム、リノベーションを考える際に、壁かけテレビについても検討するのがおすすめです。
欧米ではすっかりおなじみの壁かけテレビ。日本でも壁かけテレビが当たり前の時代がくるかもしれません。
メリット
① お部屋がおしゃれに
壁かけテレビなら、まるで壁に大きな絵画を飾っているよう。テレビが宙に浮いているようでおしゃれな雰囲気になります。
テレビをつけていないときでも、白い壁なら黒いテレビ画面のコントラストがスタイシッリュな雰囲気に。
タイルの壁や木目の壁にテレビをかけても柔らかな雰囲気になりおしゃれです。
② 省スペース
多くのお家でテレビを置いていたテレビ台のスペースが不要になるので、部屋の空間に余裕ができ、最大限活用することができます。
さらに配線が多く大変だったテレビ台の後ろの掃除がラクになるのもうれしいですね。
③ 子どもの手が届かず、地震時も安心
壁かけテレビは画面の中心が床から1mくらいのところに設置するといいそう。
小さなお子さんの手も届きにくいですね。
きちんと専用の金具を使って施工すれば、地震があっても落下の心配はありません。
注意ポイント
① 壁によってかける方法が異なります
壁かけテレビは専用の金具を使ってテレビを固定するので、基本的に金具を購入すればDIYでも設置可能です。
ただ、設置する壁の種類(木材・石膏ボード・コンクリート等)によって金具の固定方法が異なります。
コンクリートの壁は穴をあけてねじ止めする必要があるのでプロにお任せする方がいいでしょう。
木材の壁は主にねじ止めで。
ねじ止めができない石膏ボードの場合は、ホチキス止めができる金具などを使います。
② 配線の処理を考えましょう
せっかく壁かけテレビにしても、配線が見えてしまっては台無しです。
配線を隠すには、テレビをかける場所にコンセントを設けたり、配線をテレビからコンセントまで壁の内側を通すようにしたり、モールで配線を目立たないようにしたりする必要があります。
お家を新築、リフォームする際に壁かけテレビを検討するなら、事前に配線の隠し方についても計画しておきましょう。
③ レコーダーなどの収納場所はどうする?
テレビ台に収納していたブルーレイやDVDプレイヤー、ゲーム機などがあればその置き場所を考えておきましょう。
もちろん、テレビ台にそのまま収納してもテレビがない分スペースを有効活用できますが、
テレビと同じようにテレビボードを壁かけにしたり、別途収納スペースを作ったりしてもいいですね。
ただ、レコーダーなどの配線も見えないよう事前によく考えておきましょう。
④ テレビの配置はよく考えて
テレビを買い替えても、重量が変わらなければそのまま金具を使って壁かけできますが、配置を変えたいなど金具の取り替えが必要な場合は、ねじ止めした穴が目立ってしまう場合も。
ねじ止めが必要な壁の部屋に壁かけテレビを設置する場合は、長い目で部屋の使い方を考えてから施工するようにしましょう。
魅力がいっぱいの壁かけテレビ。
新築やリフォーム、リノベーションの予定がある方はもちろん、お部屋の模様替えを予定している方はぜひ検討してみてくださいね。