新生活の家具選び~お気に入りに囲まれてステキな暮らしを~
新入学、就職、結婚などで、春から新しいお家での生活をスタートする人も多いのでは!?
新しい住空間をどんなイメージにしようかと、夢や希望がふくらみますね。
そこで今回は、新しいお家やお部屋にお気に入りの家具やインテリアを失敗なく置くためのアドバイスをお届けします。
家具を買う前にしておきたいこと
〇イメージづくり
同じ部屋でも家具やインテリアが違うと、まったく雰囲気が違う空間になります。
まずはどんな雰囲気の部屋にしたいか、雑誌やネットで情報収集して、イメージを描いておきましょう。
〇サイズ計測(部屋の各辺の長さ/柱/窓/入口の広さ/廊下の幅など)
次にすることは、お部屋のすみずみまでのサイズを測ることです。
- ・各部屋の縦・横の長さ
- ・柱がある場合は、そのでっぱりのサイズ
- ・窓の幅や高さ
- ・玄関や各部屋の入口の広さ
- ・廊下の広さ
などを測って、間取り図に記入しておきましょう。
〇コンセント・アンテナジャックの位置確認
家電やテレビを置く位置が決まるので、コンセントのある位置やテレビのアンテナジャックの位置もチェックしておきましょう。
〇家具・家電の配置プランをつくる
最後に、各部屋に必要な家具や家電を間取りに配置してみましょう。
最初は必要最低限のものだけを揃え、あとは生活してみて必要かどうか見極めてから購入するのがおすすめです。
インテリア小物は、生活が少し落ち着いてからゆっくり選びましょう。
家具選びのポイント
〇リビング
【ソファ】
ソファを選ぶ際には、リビングでどんな風に過ごしたいのかを考えてみてください。
ソファの上にごろんと寝ころびたいならアームレスタイプで3人用以上の幅160㎝大きさがおすすめ。お客さまを呼ぶかどうかによっても大きさが変わります。
そして何より、ソファは座り心地が肝心!できればショップで座り心地を確かめましょう。
【ローテーブル】
ローテーブルは、ソファが決まってから、ソファの高さに合わせて使いやすいものを選びましょう。
ガラスのテーブルなら部屋が広く見える効果もあります。
【テレビボード】
テレビボードは、テレビの大きさを基準に選びましょう。
一人暮らしで使用している人が多い30~37インチのテレビなら幅1mくらい、40~50インチのテレビであれば幅1.5mくらいのテレビボードがいいでしょう。
テレビAV機器一式をまとめたいなら、放熱板や配線用の穴つきの専用ボードを選びましょう。
テレビボードの後ろはホコリがたまりやすいので、お掃除がラクにできる可動式のものもおすすめです。
〇ダイニング
【ダイニングテーブル】
2人で使う場合は、天板80×80㎝のもので十分ですが、来客が多いお家なら120~140㎝×80㎝の4人掛けがおすすめです。
必要な時だけ大きく広げられる伸長式や折り畳み式テーブルは、人数が増えたときだけでなく、鍋料理などでお皿の数が多い時にも便利です。
【食器棚】
最初は幅45㎝くらいの食器棚でも十分ですが、後々食器が増えたり、パントリーとしても使ったりすることを考えて、大きめのサイズを選んでもいいですね。
炊飯器やオーブンレンジなどの調理家電を収納できる食器棚を選ぶ際は、家電のサイズを確認して棚に置けるかをチェックしておきましょう。
〇寝室
【ベッド】
1台のベッドを2人で使うなら、ダブルベッド以上の大きさがおすすめ。同じダブルサイズでも、マットレスが1人分ずつ分かれていると、どちらかが寝返りを打っても影響を受けにくく快適です。
実際に寝てみて、スプリングの堅さを確かめて選びましょう。
ベッドの下にシーツなどを収納できる引き出しがあると便利です。
【チェスト】
高さが低めのチェストを選ぶと、お部屋が広く見えます。
ハンカチやソックス、下着などを入れるための小さめの引き出しが多めにあると便利です。
〇各部屋のカーテン、ラグ、照明
【カーテン】
カーテンやラグは、占めるスペースが大きく、部屋の雰囲気を大きく左右するので、最初につくった理想のお部屋のイメージに基づいて、慎重に選びましょう。
シャープな感じにしたいなら、カーテンではなくブラインドを採用してもいいですね。
寝室のカーテンは、眠りを妨げないよう遮光性の高いものを。リビングなどはカーテンを閉じていても光が差し込むものでもよいでしょう。
【ラグ】
ラグはデザインだけでなく、そこでどのように過ごすかをイメージしてみて選びましょう。
ラグの上に座ることが多くなりそうなら、ある程度厚みのあるものの方がお尻が痛くなりません。
素足で過ごすことが多いなら、毛足の長いラグが気持ちいいですね。
【照明】
照明は、お部屋ごとに明るさがどれくらい必要かを考えて、メイン照明だけでなく間接照明を合わせて、くつろげる雰囲気、おしゃれな空間をつくってみてくださいね。
1人暮らし用に購入する場合は別として、結婚した2人の新居に置く家具を購入する場合は、できれば少々高くついても高品質で、長期間使用できるものを購入するのがおすすめ。
使うほど味がでてくるような上質な家具に囲まれて暮らしていると より幸せな新生活が送れそうです。