アクセントクロスでおしゃれに~お部屋の印象が変わります~
単調になりがちなクロスに個性をプラスできるアクセントクロス。
今回は、アクセントクロスがおすすめの場所やクロス選びのポイントをご紹介します。
アクセントクロスとは
お部屋の壁紙の一部に、異なる色や柄の壁紙を貼ってアクセントをつけ、印象的でおしゃれな空間をつくるのがアクセントクロスです。
海外ではごく一般的な手法で、日本でも最近では随分と普及してきました。
使用するのは、白やベージュのクロスをベースに、カラークロス、ストライプ柄、タイル調、木目調、石目調のクロスなど。たくさんの種類の中からお好みに合わせて選ぶことができます。
どこに貼る?
① 玄関
白やベージュなどの色が多い玄関。柄のクロスや暗い色のアクセントクロスを貼るとより高級感のある玄関の雰囲気に。
② LDK
家族が長い時間を過ごすLDK。
ソファやテレビの後ろに貼ると効果を発揮してくれます。
グレーなどの落ち着いた色を使うとシックに。暖色を使うと元気な印象になります。
リビングの壁は白やベージュにして、キッチンだけにアクセントクロスを貼ってもインパクトがあります。
③ 寝室
寝室は落ち着いた雰囲気が演出できる寒色のアクセントクロスがおすすめ。
天井やベッドの背に暗めのカラークロスを貼るといいですね。
④ 子ども部屋
幼い頃は空と雲、動物、お花畑などの柄が入ったクロスやパステルカラーのクロスなどで可愛い空間をつくってあげるのも素敵です。
成長とともに好みがどんどん変わっていくので、お子さんと相談しながら変えていければいいですね。
⑤ トイレ・洗面所
トイレや洗面所、クローゼットの中など狭い空間は思い切ってアクセントクロスを使える場所ともいえます。
グレーやブルーのカラークロスで清潔感を演出したり、可愛い柄のクロスで冒険したりしてみてもいいですね。
選び方のポイント
① 思い切った色で
アクセントクロスは、他に使用するベースのクロスとは異なる雰囲気の色や柄にしましょう。
淡い色同志を合わせるとぼやけた雰囲気になり、せっかくのアクセントクロスがアクセントにならなくなってしまいます。
メリハリがきく色味の壁紙を思い切って使うことも大事です。
② 多用に注意
アクセントクロスは、全体の20~30%程度に貼るようにしましょう。それ以上使うと何となく落ち着かない空間になってしまいます。
③ 床や家具との調和を大切に
フローリングの色やカーテン、家具の色味を先に決めてから、それらを引き立てるためや調和をとるために選ぶ感覚でアクセントクロスを選びましょう。
④ 好きなスタイルの事例を研究しよう
シンプルモダン、ナチュラル、エレガントなど自分好みのインテリアスタイルでアクセントクロスを使っている事例をたくさん見て、真似しましょう。
自信がない場合は、好きなスタイルを専門家に伝えて相談すればいいですね。
最近では壁紙の上に貼れるシールタイプの壁紙もありDIYで簡単にお部屋のイメージチェンジができます。
新築時はもちろん、お部屋のイメージチェンジがしたいときにもアクセントクロスを上手に活用してみてくださいね!