引っ越し代の節約術とは?
マイホームが完成したら、次は引っ越しに向けての準備が必要です。 今回は引っ越し代をできるだけ節約する方法をご紹介します。
引っ越し料金が高い3月・4月・8月を避ける
3月中旬から4月中旬は入学や就職、転勤が非常に多いシーズンなので、引っ越し料金が高くなります。
また8月も長期連休があることから、他の月と比べて料金が高いのが特徴です。
3月のピークと最も引っ越しが少ない9月では、引っ越し費用が3万円近く異なります。
引っ越しは何かとお金がかかるので、できる限り節約したいですよね。
家庭や仕事の事情があれば仕方ありませんが、時期を選択できる引っ越しなら3月・4月・8月を避けることで、引っ越し代を節約できます。
引っ越しの日時を検討する
月だけでなく、引っ越す日と時間の選び方によっても引っ越し代の節約が可能です。
仕事や学校が休みの土日祝は、平日と比べて引っ越し料金が高くなります。
また時間についても、午前中の作業は午後や夜と比較して料金が上がるのもポイントです。
午前中に引っ越し作業を終わらせて、午後からは新居の環境を整えたいと考える人は多いですよね。
そのため「午後便」や「フリー便」を使うことで、引っ越し料金は安くなります。
ただし「フリー便」は、引っ越し前日や当日にならないと、引っ越し作業の時間がわかりません。
退去時の立ち会や、電気やガス、水道などインフラ系の立ち会がある場合、スケジュールを組むのが難しくなります。
引っ越し作業完了が夜遅くになってしまい、「電気なしで一晩過ごすことになった」ということも起こり得ます。
節約できる格安プランは魅力的ではありますが、デメリットと比較しながら、納得できるプラン選びを検討するといいでしょう。
引っ越し前に不用品を売る・処分する
引っ越し作業に入る前に、不用品を整理することでその後の作業がスムーズに進みます。
引っ越し料金は荷物の量が多いほど高くなります。
いらない物まで新居へ運んでしまうと、無駄にお金がかかってしまいもったいないですよね。
節約と断捨離も兼ねて、荷物をダンボールに入れ始める前に、持っている物を把握するための時間を作りましょう。
持ち物を確認することで、「これはもう使わないな」という物が意外にたくさん見つかるはずです。
いらないと判断した物は、処分するだけでなく、フリマアプリやリサイクルショップで売ることもできます。
不用品を整理することで、作業がスムーズになり引っ越し代の節約にも繋がります。
荷造り・荷解きは自分たちで行う
引っ越しの荷造りと荷解きは、可能な限り自分たちで行いましょう。
業者で荷造りと荷解きを行ってくれるサービスもありますが、ほとんどの場合オプションプランです。
費用は追加で支払うことになります。
「自分たちでやるのは大変そう」と思う方もいるかもしれませんが、作業はシンプルで簡単です。
「ダンボールの上面と側面に、入っている物と部屋の名前を書く」「引き出しのものをそのままダンボールに入れる」などのルールを守れば、迷うことなく作業が進み、新居についた後も片付けやすくなります。
家族みんなで協力しながら荷造りと荷解きを行うことで、楽しく引っ越し代の節約につなげましょう。