植物と気持ちよく暮らそう~花やグリーンで癒しの空間を~
おでかけが楽しい季節になってきましたね。
あちらこちらで色とりどりの花や木々の緑が目に入ってくると
とても清々しい気持ちになります。
植物が育ちやすいこの時期、お家にも花や観葉植物を取り入れて
癒される空間づくりをしてみませんか?
植物と暮らすといいこと
花を飾ると、それだけで毎日なんとなく心がうきうき。
花には暮らしが一気に彩り豊かになる、不思議なチカラがありますよね。
子どもが道端で摘んでプレゼントしてくれた小さな花でも、嬉しくなって思わず笑みがこぼれます。
季節を感じさせてくれる花は、忙しい中でも心に潤いを与えてくれる存在なのでしょうね。
観葉植物は、グリーンの色が目の疲れを和らげるといわれています。
樹木からでる「フィトンチッド」という揮発性の成分により自律神経が整い、リラックス効果もあるそうです。
最近では、植物にはタバコの煙や建築資材などから出る化学物質に対しても効果があるのではないか、ともいわれています。
さらに光合成をして二酸化炭素から新鮮な酸素を作り出し、根から水を吸い上げて葉から蒸散させるため、乾燥から守ってくれる効果もあるのです。
飾る場所と方法を考えよう
花や観葉植物を飾る場所は、リビングや各部屋の窓辺、廊下などが多いのではないでしょうか。
少し部屋の雰囲気を変えたい、この空間が寂しい感じがする、と思う場所にインテリアとしてプラスしてみましょう。
◯大きなサイズの植物を床置き
大きなサイズの植物を床置きするスペースがあれば、シンボルとして印象づけましょう。空間を引き締めるためには部屋に一つにしておきましょう。植物のサイズは部屋の広さに合わせて選びます。
◯小さい植物は、台で高さを出す
大きな植物を置くスペースがない場合には、棚、フラワースタンド、サイドテーブル、シェルフ、チェストなどで高さを出して飾りましょう。
脚立の足置き部分に板をわたすだけでもおしゃれなシェルフになりますし、スペースに合わせてDIYでつくってもステキですね。
部屋の隅や壁の前にそれらの台を設置し、小さいサイズや背の低い植物を並べ、視線に植物が入るようにします。
ダイニングテーブルの上に飾るときは、食事のときに視線を邪魔しないように気をつけましょう。
◯大小の観葉植物を固め置き
観葉植物一つでは寂しいときは、様々なサイズのものを固めて置いてみましょう。
主役の植物を決めて、足元など寂しいところに小さな植物を置き埋めていきます。
最近人気のサボテンなどの多肉植物を寄せ植え感覚で固めて置いてもおしゃれです。
◯縦長の棚に垂れる観葉植物
上の写真のように縦長の棚がある場合、最上段に下に垂れて成長する植物を飾ると、スタイリッシュにまとまります。部屋も広く見えますよ。
◯狭いところはウォールラックで
空いている壁がないお部屋や廊下では、ウォールラックを活用しましょう。
お気に入りの雑貨と植物を自由に飾れば、温もりのあるお気に入りのスペースをつくれます。
◯吊り下げて飾る
視線よりも上の空間を植物で埋めたい場合は、ハンギングや壁掛けで飾りましょう。
インテリアのイメージに合う植物を
観葉植物の形状や色によって、お部屋のイメージに合うかどうかを考えて選ぶことも大切です。
ナチュラルイメージ、モダンイメージ、リゾートイメージの空間におすすめの育てやすい植物をご紹介します。
◯ナチュラルイメージ
自然のぬくもりを感じさせながら、都会的な雰囲気ももちあわせるナチュラルな空間では、どんな植物でもよく合います。
「ウンベラータ」「ベンジャミン」「ドラセナ コンシンネ」など、主張しすぎずやさしい雰囲気の植物が特におすすめです。
◯モダンイメージ
最小限の飾りしかなくシンプルで現代的な空間には、「サンスベリアセンセーション」「ストレリチア ノンリーフ」など、シャープなシルエットの植物がよく合います。
◯リゾートイメージ
リゾートホテルのような雰囲気の空間には、モンステラやクワズイモのように葉の大きな植物や、ソテツなどのヤシ系の植物が雰囲気を盛り上げてくれます。
さて、あなたのお家にはどんな植物が合うでしょうか?
小さな観葉植物は100円均一のお店でも売っているので、
ぜひ植物のある空間づくりにトライしてみてくださいね。