修繕費対決!一戸建てvsマンション
あなたは一戸建て派ですか?それともマンション派ですか?
部屋の広さを重視するか、もしくは防犯面を重視するかなどで、
マイホームの理想の形は変わってくるかと思います。
今回は、家をメンテナンスするための「修繕費」にスポットを当てて、
一戸建てとマンションの違いを比べてみます。
修繕費ってなに?
修繕費とは、住宅のメンテナンス費用のことです。
住み始めはピカピカだったマイホームも、数年経つとあちらこちらで劣化してきます。
一気に壊れてしまうと高額な修理代がかかるので、定期的にメンテナンスしていく
必要があるのです。
一戸建てとマンションを比べよう
一戸建てとマンションでは、修繕費に違いはあるのでしょうか?
誰が修理してくれるの?どうやって修繕費を積み立てるの?といったポイントを
比べてみました。
◯一戸建ての修繕費
一戸建ての場合は、自分たちで修繕の計画を立てなければなりません。
購入から十数年後に外壁や屋根の塗り直し、給湯器の交換などが待っています。
しかし、一戸建ての場合は、自分たちの都合で計画を立てられるので、
予算に応じて直したり、修繕の時期を少しずらしたりできるのがメリットです。
お好きな方は、DIYで自分好みにアレンジしつつ、修理自体を楽しむ方も
いらっしゃいます。
自分たちで修繕計画を立てるのが難しい場合は、
住宅会社にお任せしてしまいましょう!
プロに頼むと、定期的なメンテナンスを提案してくれるので、
快適に暮らしていくことができます。
少し傷んだ状態のときに修理すれば安く済んだものも、劣化が進み過ぎると、
大掛かりで高額な修理費用が必要になることもありますので、気をつけましょう。
◯マンションの修繕費
マンションの場合は、マンションの管理会社や管理組合が修繕の計画を立てます。
入居者は毎月修繕積立金を支払い、積み立てた修繕費をもとに定期的に工事をすることになります。
また、劣化が激しい場合や十数年ごとに大規模な修繕工事も入るので、
修繕積立金が足りない場合は別途徴収されることもあります。
毎月積み立てる修繕積立金は、マンションの共用部分をメンテナンスするための
費用です。
そこで専有部分(各戸の部屋)は、自分たちで別に修繕しなければなりません。
ただし一戸建てと比べてフロアも狭い場合が多いため、
修理する部分は少なくて済みそうです。
あなたはどちらを選ぶ?
一戸建てとマンション、どちらも修繕費が必要なことは変わりません。
一戸建てを購入する場合は、毎月のローンの他に自分たちで計画を立て、
修繕費を積み立てていくことをおすすめします。
ただし自分たちでコントロールできる分、自由度が高いと言えますね。
お金が少し足りない!という時には、メンテナンス時期を少し先延ばしにしたり、
メンテナンス内容を変更するといったことも可能です。
一方、マンションの場合は、毎月のローンに加えて、
共益費や修繕積立金を支払うため、毎月の支払いが重くなりがちです。
しかし、毎月積み立てられるので、貯金が苦手な方にとっては、
このような方法が向いているかもしれません。
今回は、修繕費についてご紹介しました。
大切なマイホームは、きちんとメンテナンスして、できるだけ長く快適に過ごしたい
ですよね。
一戸建てもマンションも修繕費がかかるのは同じです。
自分たちで工夫して積み立てるか、修繕積立金として毎月積み立てるのかという点が
異なるポイントでした。
一戸建てとマンションを比べるなら、修繕費のことも頭に入れておきましょう。