春から始めるプランター菜園~もっと気軽に野菜をつくろう~
この春から何か新しいことを始めてみたいという方、
プランター菜園にトライしてみては?
ベランダや軒先など、プランターがおけるスペースがあれば気軽に始められます。
お子様と一緒に種まきや水やりをして大事に育てた後にはおいしくいただく楽しみが待っています。
プランター菜園の魅力
畑をつくるような庭がなくても、ベランダや軒先など、プランターを置く場所さえあれば、気軽に家庭菜園ができるのが魅力のプランター菜園。
お家でつくった野菜はとても新鮮でおいしいですよ。
プランターで育てるから、土を耕したりたくさんの野菜を収穫したりと大変な作業も不要です。
春は1年の中で最も種や苗の種類が多い時期なので、家庭菜園を始めるのにおすすめ。
お子様と一緒に種まきや収穫を行うことで植物の成長に関心を持ち、収穫の喜びを味わう経験も。
野菜嫌いなお子さんもお野菜が好きになるかもしれませんね。
失敗が少ない野菜
それでは春に種をまいて、初心者でも育てやすい野菜にはどのようなものがあるかみてみましょう。
〇トマト・ミニトマト
初心者でも育てやすいトマトやミニトマトは、ビタミンCやリコピン、カロテンなど栄養も豊富。ミニトマトはお弁当の彩り野菜としても重宝しますね。
〇枝豆
家庭菜園でつくった枝豆は味が濃くておいしいですよ。一度にたくさんできるのもうれしい。
〇オクラ
ネバネバ成分が健康に役立つオクラ。抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれています。
〇ナス
夏の暑さに強く、長い間収穫を楽しむことができます。いろいろな料理に使えるのもうれしい。
〇キュウリ
芽が出てから収穫までが、約60日と短期間で収穫できます。花が咲いてから1週間程度で収穫できます。
〇ニンジン
プランター菜園向けの品種も豊富です。ミニニンジンなら、プランターでも上手に育てられます。
〇ネギ
暑さ、寒さどちらにも強く育てやすいネギ。春に種をまけば、夏までに3~4回収穫できます。
〇バジル
パスタやピザに欠かせないバジル。たくさん獲れたら、ジェノベーゼにして冷凍保存もできます。
〇シソ
薬味や料理の味のアクセントに重宝するシソも簡単に栽培できます。どんどん葉がつくのでどんどん使えます。
用意するもの
〇プランター
大きな野菜を育てるためには、根を深くはらせることが必要なため、野菜に合った正しい大きさのプランターを選ぶことが大切なポイントです。
深さは、できるだけ30cm以上のものを選びましょう。
素材は、軽いプラスチック製がおすすめ。土を入れるとどうしても重くなるため、移動させやすいようにしておきましょう。
ベランダや軒下などの日当たりのいい場所を選んでプランターを置きましょう。 また、エアコンの室外機の前は風が強いので置かないようにしましょう。
〇土
野菜づくりに適した土は、乾きすぎず、湿りすぎない土が適しています。
そして、ほとんどの野菜は弱酸性の土を好みます。
ホームセンターや園芸店などで売っている「家庭菜園用」の培養土を選べば手軽に始められます。ただ、化成肥料が混ぜられていることが多いので、オーガニックにこだわりたい方は、土を自分でブレンドしてもいいですね。
〇支柱
大きく育つ野菜には、支柱を複数本立てて、茎をひもで結んで倒れないようにします。
〇防虫ネット
春は虫が多くなってくるので、害虫対策のため特に葉菜類には防虫ネットを用意しましょう。
ベランダや軒先でカーデニングを楽しむのもステキですが、
野菜をつくってすぐに食べる楽しさはひとしお。
家族での会話もはずみそうですね。