新婚・子育て世帯に嬉しい!大阪市で家を建てるともらえる補助金
大阪市では、マイホームを購入すると、補助金がもらえる制度があるのをご存知
でしょうか?
新婚さんや子育て世帯が対象で、最大50万円までもらえます。
大阪市で家を建てようと考えている方々には嬉しい制度ですね。
今回は、どのような条件で補助金をもらえるのかを分かりやすく解説します。
制度の概要
大阪市では、新婚家庭や子育て世帯に定住してもらおうと、住宅を購入する際に補助金が出る制度があります。
その制度の名称は、「分譲住宅購入融資利子補給制度」といいます。
なんだか難しそうな名前ですが、新婚さんや子育て世帯などの若い世代に定住して
もらいたいために、住宅ローンを借りて住宅を購入した人を応援するよ!という制度
です。
それでは、この補助金の制度は、「誰が」「どのような条件」で申請できるのか詳しくみていきましょう。
いくらもらえるの?気になる補助金額は?
この制度でもらえる補助金は、1世帯あたり最大50万円です。
こちらは、1年間で最大10万円を5年間もらえるという仕組みになります。
では、一体いくらもらえるのか簡単に計算してみましょう。
補給金額は、年末の借入残高(2,000万円以上の場合は上限2,000万円まで)の0.5%で計算します。
ということは、
2,000万円×0.5%=10万円
ということで、10万円がもらえるという仕組みになります。
これが5年間適用されます。
(※ただし融資率が0.5%未満の場合は、融資利率を上限とする。)
ローンの返済にともなって元金は減っていきますし、変動金利で借りている人は
融資利率が変わってくる可能性があります。
そのため、もらえる額に変動はあるものの、数万円はもらえる計算になるということ
です。
これに国の制度である「すまい給付金」や「住宅ローン控除」なども併せて利用
すれば、よりお得にマイホームを購入できます。
補助金を申請できる条件とは?
それでは、この補助金を申請できる条件を見てみましょう。
■対象となる世帯は?
対象となる世帯は、新婚さんの家庭、または子育て世帯です。
新婚さんの場合は
- ・申込者および配偶者が40歳未満
- ・婚姻届けを出してから5年以内
という制限がついているので注意してください。
また、子育て世帯は、申込者および配偶者に小学6年生以下のお子さんがいることが
条件となります。
その他にも条件があり、初めてマイホームを購入する人で、この制度を利用していないことや年収制限などがあります。
詳しくは以下の通りです。
- ・初めて住宅を購入する方
- ・売買の契約締結日から1年以内、または1年を経過していてもローンの返済が
始まっていない方 - ・前年の所得金額が1,200万円以下の方
- ・申込者、もしくは配偶者が以前にこの利子補給制度を利用していない方
- ・住民税を滞納していない方
- ・暴力団員関係者ではない方
これらをすべて満たす必要があります。
■対象となる住宅の条件は?
床面積(マンションの場合は専有面積)が50㎡(壁芯)以上の物件が対象です。
また、建築基準法に規定する検査済証の交付を受けている住宅といった基準も
あります。
■その他の条件は?
住宅ローンの借り入れに条件があります。
例えば、
- ・返済期間が10年以上
- ・融資利率が年0.1%以上のもの
以上のようになります。
また、民間金融機関等から住宅ローンを借りていることが条件で、親族から借りているような場合は適用外となります。
今回は、大阪市内の新婚家庭や子育て世帯が、住宅を購入する際にもらえる補助金の
制度について紹介しました。
新婚さんは、結婚を機に住宅を購入しようと考えている人も多いでしょうし、小学生
以下のお子さんがいるご家庭なら、そろそろマイホームを買う人も多いでしょう。
特に大阪市内で住宅を購入しようと考えている方は、この制度の利用を検討してみて
ください。